今回はスペーシアカスタム MK53S H30.6登録のウインカーをLED化した後のトラブル解決をしました。
新車購入当初、PIAA LEDレギュレーター H-538を使用してLED化していたのですが、ここ1週間ほど前から、何故かハイフラ状態になりまして、ウインカー出すのが恥ずかしくなりました。
そもそも、PIAA製のLEDレギュレーターは同社のLEDバルブしか適用しないことになっています。実際に使用していたLEDバルブはPIAA製でありません。
LEDレギュレーター本体はエンジンルーム内に固定しており、エンジンからの輻射熱でLEDレギュレーター本体が過熱されてハイフラに至るようです。
昨年夏も炎天下でアイドリングしていると必ずと言っていいほど、ハイフラ状態になり、走行を始めると通常点滅に戻るので、この症状は温度に関係していると思われます。
このようなハイフラ状態が二度と出ないように改良したいと思います。
オーソドックスな方法である抵抗器を接続します。
車両側の配線を傷めずカプラオン接続で抵抗器を接続できる便利なキャンセラーを見つけました。
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抵抗器はかなり熱くなるうえ、エンジンルームに固定するのに困るのでアルミ製ステーを自作しました。
Lアングルを適当な長さにカットして、抵抗器をステーにネジ止めしますが、放熱性を高めるために抵抗器の底面にCPU用耐熱シリコングリスを塗ってから固定しました。
左右対称で2個製作。抵抗器はフロント側のみ接続でOKです。
この抵抗器は3Ωなので、これで1台分となります。
エンジンルーム内に取付します。
運転席側(ボルトでしっかりと固定できました。助手席側も反対側の同じ位置に固定できました。)
このくらいの大きさのヒートシンクならば、数十分は持つでしょう。
何時間もウインカー出したり、ハザード点滅させると、さすがにアルミ全体が火傷するくらい熱くなるかもしれません。
コネクターを割り込ませて・・。LEDバルブをヘッドライトユニットへ差し込んで固定します。割り込ませるだけなので簡単です。
しばらく走行してみましたがハイフラになることはありませんでした。
消費電流は電球と変わらないのでLEDレギュレーターを使用していた時のように省電力化にはなりませんが、ハイフラが気になっていましたし、点滅回数が保安基準外になるため整備不良となることを考えますと、これで良しとしましょう。